2020-01

依存症

「性依存症」教育講演 ⑪

否認について(その2) 「タバコが美味しい」と答える方が、なぜ「否認」と言い切れるのか。 それは、喫煙している方に、 「初めてタバコを吸った時から『美味しい』と感じていたのですか」 と尋ねたなら、誰もが「いいえ」と答えるからです。 喫煙者が...
依存症

開院記念講演会のお知らせ(2/3 満員御礼)

来る2月21日、院内にて依存症の講演会を行います。 すでにテーブル席は埋まっておりますが、 お席だけのご準備でしたら若干の空きがございます。 (お陰様で2月3日にて満席となりました。) ご興味あられる方のご参加をお待ちしております。 ライフ...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑩

否認について 否認についても話をしたいのですが、依存症の方は往々にして家族やサポートする方から 「この人はすぐに嘘をつく」「二度と信じない」 などと言われてしまいます。 しかし。本当に当の本人は「自分は嘘をついている」という自覚はないのです...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑨

(前回の耐性の話の続きです) 患者さんの話によると、覚せい剤なども、初めは友人や知り合いから何気なく貰うケースが多いようです。 そして試しに使ってみたところ、なんだか気分がハッピーになる。 「気持ちがリフレッシュした」「やる気が沸いてきた」...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑧

物質依存症と行為依存症 依存症は、おおまかに「物質」と「行為」の2種類に分けられます。 (「人間関係依存」については割愛します。) 本稿では、まずは物質依存症について説明し、そこから行為依存症である痴漢の理解へと繋げていきます。 世の中には...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑦

否認について 否認とは「本心に対する誤解」と表現できるのですが、たとえば痴漢をした方に「やってしまった理由」を尋ねると 「ムラムラしたら」 「セックスレスだったから」 「自分の性欲は強いので」 などと話す方は少なくありません。 しかし、そう...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑥

「動機づけ面接」の次は「疾患についての正確な知識と理解」です。 これは、依存症という病気が ・なぜ〇〇という症状が出て、××という経過をたどるのか ・回復していく方は、どのような考え方や行動をしているのか ・再発や再犯はどういったパターンで...
依存症

「性依存症」教育講演 ⑤

入院後、患者さんに訪れる「二つのパターン」とは何か。 一つ目は、「入院をすると患者さんの飲酒欲求は消失する」という現象によって引き起こされます。 患者さんは自分の置かれた状況が「飲めない」と確信したならば、「飲みたい」という渇望が消失するの...
依存症

「性依存症」教育講演 ④

では、依存症治療における3本の柱についてご紹介したところで、一つ目の精神療法の説明に入りたいと思います。 依存症治療の精神療法は「動機づけ面接」から始まります。 なぜ、依存症の治療は難しいのでしょうか。 それは患者さんが「治りたい・もうやめ...
依存症

「性依存症」教育講演 ③

「行為依存症」の二つ目の治療の柱は行動療法です。 これは簡単に言うと「問題行動できない仕組みを事前に作る」という治療法です。 例えば、ギャンブル依存症であれば、現金が手元に無ければ、患者さんは賭けられないわけです。 そこで家族の協力を借りて...