プラセボのレシピ

プラセボのレシピ header image 2

女性自身さんより取材を受けました。

2021年08月23日 · コメント(0) · 依存症

取材時に、
「徳光さんはギャンブル依存症なのでしょうか?」
と聞かれました。
「依存症か否か」は「病気か否か」という質問になるわけですが、
それならば「そもそも病気とは何か?」を考える必要があります。
しかし、体でも心でもその線引きは困難です。
喘息は病気でも花粉症は病気ではない?
口内炎って病気なの? 水虫は? 虫歯は? ささくれは?
病態で判断すべきなのか重症度で判断すべきなのか、体の病気でも定義は困難であり、
ましてそれが心となると、さらにその線引きは難しいのです。
「飲む・打つ・買う、は男の〇〇〇」なんて言葉もありますが、
クリニックで依存の相談に乗っていると最も恐ろしいのは「打つ」であり、
それは高率に家族や友人との関係性が破綻するからです。(
ちなみに二番目は「飲む」です。)
そのため僕は、依存症か否かを問われた際に「それが原因で、大切な方との関係が破綻へ向かっているなら病的です」と伝えることが多いのです。
(誰だって大切な方との関係は維持したいからです。)
しかし今回のケースはその大切な人が認知症を患っている状況のため、
あらためて「心の病とは何なのか」「何をもって病気とするのか」僕自身いろいろと考えるきっかけになりました。

タグ :

コメント(0)

コメントを受け付けておりません。