プラセボのレシピ

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑮

2020年02月06日 · コメント(0) · 依存症

続・ドーパミンについての補足

そしてドーパミンの最後の説明になるのですが、

ドーパミンは、自分のしたいことが「できるかも」と感じた際にも脳内で放出されます。

小学生時代の遠足を思い起こしてください。

皆さんは「どんなタイミング」が一番ワクワクしたでしょうか。

目的地の「日光東照宮」や「華厳の滝」に到着したときでしょうか?

そうではありませんよね。

おそらく、多くの方が遠足の前日の「明日は遠足!」

こんな時が最もワクワクした気持ちとなり、おやつの買い出しや翌日の準備に取り組んでいたはずなのです。

そして、この時の「やる気のスイッチ」こそがドーパミンの作用なのです。

「できるかも!」「やれそうだ!」

こうした期待が高まるとドーパミンは脳内で分泌され、人をその行動に駆り立てるのです。

覚せい剤で何度も刑務所に入った方の話によると、多くの方が刑務所にいる間は「もう手を出さない」と誓うそうです。

しかし、それは刑務所内で不自由を強いられているからではなく、刑務所内では覚せい剤を「やる術」がないため(「できそう」と思えないため)ドーパミンが分泌されないだけなのです。

しかし、そんな方が出所して「薬が手に入る」と感じると、とたんにドーパミンは分泌され、再び薬物に手を染めてしまうのです。

では、こうした物質依存症の理解を次回からは行為依存症である「痴漢」や「盗撮」について解説をしていきます。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第398話


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