プラセボのレシピ

プラセボのレシピ header image 2

ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑬

2020年02月04日 · コメント(0) · 依存症

リバウンドを「依存症」の視点から解説します

リバウンドというダイエット用語を聞いたことはあるでしょうか。

これは、「食事制限でいったんは痩せた体重が、ダイエット以前より増えてしまう現象ですが、なぜこうしたリバウンドは起こるのでしょうか。

「急なダイエットをすると、痩せにくい体質になります」

「食事制限では筋肉ばかり落ち、基礎代謝が下がるから」

こうした解説をする運動や栄養の専門家は少なくありません。

しかし、これは誤りなのです。

なぜなら、体質はDNAをいじらなければ変えられませんし、一般女性の筋肉量などたかが知れているからです。

そうではなく、リバウンドが起きる本当の原因は「ドーパミンの感作と耐性」なのです。

巷では「炭水化物を一切とらない」なんてダイエットが流行っていますが、多くの方が痩せた後、リバウンドしてしまうのです。

なぜなら、私たち日本人の多くが「お米に依存している」からです。

お米だけは毎日食べても飽きませんし、どんなに作るのが大変であっても、昔から作り続けています。

また同じ炭水化物であっても、リンゴやジャガイモでは、お米の代替えにはならないのです。

そして、私がここで言いたいことは、

「そんなお米を長らく断った後に食べたなら、何が起こると思いますか」

という話なのです。

そうです。感作によって大量のドーパミンが放出され、

「やっぱり、お米って美味しい」

となり、その後は「もう一回だけ」という無意識が働いてしまうのです。

しかし、感作はもう起きません。

そのため「食べても食べても、お腹が空く」などと言いながら、大量に食べ続けてしまうのです。

これは、本当のところは「食べても食べても、ドーパミンが出ない」が正しい表現なのです。

そして、「元の洋服が入らない」という痛みや、「ダイエット前の体重+α」まで増えた所で、ようやく過食は止まるのです。

少し長くなりましたので、いったんここでの話をまとめてみますと

・依存症の治療では、科学的な「正しい知識と理解」が大切となる。

・依存症の正体は、「快」という感情をもたらすドーパミンである。

・この脳内物質は、「食事」「性的な活動」「業務の終了」の際に分泌される

・ドーパミンには「耐性」と「感作」という特性がある

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第397話


東京都豊島区にある心療内科・精神科
ライフサポートクリニック https://life-support-clinic.com/
(有楽町・副都心線 千川駅 徒歩0分)

当院は、カウンセリング治療を大切にするメンタルクリニックです。うつ病や不安障害に加えて、依存症や発達障害の治療を受けることも可能です。

https://life-support-clinic.com/

タグ :

コメント(0)

コメントを受け付けておりません。