プラセボのレシピ

プラセボのレシピ header image 2

ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑦

2020年01月25日 · コメント(0) · 依存症

否認について

否認とは「本心に対する誤解」と表現できるのですが、たとえば痴漢をした方に「やってしまった理由」を尋ねると

「ムラムラしたら」

「セックスレスだったから」

「自分の性欲は強いので」

などと話す方は少なくありません。

しかし、そうした際に

「ムラムラしたからと言いましたが、あなたは常に痴漢する相手の顔を確認してから痴漢してきたのですか」

と尋ねると、誰もが「常にではありません」と答えます。

そこで、

「では、あなたにとって、性的興奮と女性のルックスとは関係が薄いのですね」

と聞くと、誰もが「いいえ」と答えるのです。

つまり依存症の方は、自分の行動の理由を誤解しており、これが「否認」と呼ばれる症状なのです。

否認は痴漢に限らず、ありとあらゆる依存症で見られる症状です。

そして、この「否認」という概念を患者さんが理解することなしに、依存症の治療を行うことはできないのです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第391話

東京都豊島区にある心療内科・精神科
ライフサポートクリニック https://life-support-clinic.com/
(有楽町・副都心線 千川駅 徒歩0分)

当院は、カウンセリング治療を大切にするメンタルクリニックです。
復職支援・依存症・発達障害・PMS/PMDDの専門医による治療を受けることも可能です。

https://life-support-clinic.com/

タグ :

コメント(0)

コメントを受け付けておりません。