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いい子をやめれば幸せになれる(第15話)

2018年06月16日 · コメント(0) · 人生, 仕事, 恋愛

自己肯定感が不足した人は、なぜ不倫をするのか

しかし、こうした二人がひとたび「不倫」という形で出会ってしまうと、まるで凸と凹が合わさるかのごとく強固に結合していくのです。

自己肯定感が不足した男性は、たとえどんなにすばらしい女性と結婚したとしても、その心が満たされることはありません。なぜなら結婚の目的そのものが「自己肯定感の不足」を埋めるためであるからです。

彼らは、結婚するまでは「この相手を手に入れられたなら、自分は素のまま・ありのままの自分にOKを出せるはずだ」と考え、必死にアプローチするのです。

結婚するまでのさまざまな愛情表現も「自分の自己肯定感が上がるかも」といった錯覚に基づく「自分のための行動」だと言えます。

しかし、いざ結婚をしてみると、不足した自己肯定感が満たされることはないわけです。

その結果、「今度こそ」と離婚と再婚を繰り返してしまう方は、その典型だといえるでしょう。

ただし、誰もがそう簡単に離婚ができるわけではありません。そこで自己肯定感が不足している既婚男性の多くは、不倫といった形でなんとかして「自分に対するOK」を出そうと試みるのです。

そして、自己肯定感の不足した女性も、そんな男性に特別な感情を抱いてしまうのです。

なぜなら、不倫であれば、通常の恋愛では交際ができないような、社会的な地位や経済力のある男性と交際ができうるからです。そして、そうした男性は、自身のコンプレックスを埋めてくれる格好の相手となるわけです。

交際が始まると、女性は「今は不倫だが、懸命に尽くせば手に入れられるかもしれない」という思いから、不倫相手に徹底して尽くし、男性は「結婚を前提としないにもかかわらず懸命に尽くしてくれる女性」に特別な価値を感じとるのです。

こうして二人は不倫という関係であるからこそ、強く求め合い、凸と凹のようにはまり合ってしまうのです。

女性は、彼の気持ちが奥さんよりも自分へ向いていることを確認するために、さまざまな要求をしたりワガママを言ったりしてしまうのですが、ここでも不倫という関係性が絶妙な緩衝作用をもたらします。

不倫している男性には「自分には家庭がある」「離婚はしたくないが不倫は続けたい」といった後ろめたさがあるため、そうした相手の要望をすべて受け入れます。

仕事の愚痴を熱心に聞くのはもちろん、自分にはまるで関心のない女子会トークであっても、楽しそうに話を聞くのです。後ろめたさのない独身男性は通常なかなかそこまでしてくれません。こうして、女性はますます相手に引き込まれていくのです。

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