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いい子をやめれば幸せになれる(第13話)

2018年06月14日 · コメント(0) · 人生, 仕事, 恋愛

自己肯定感の不足による症状とは

自己肯定感とは、子どものころから心の奥底で作られてきた、自分に対する「信念」です。

自己肯定感が高い人は、ありのままの自分を「大丈夫」と信じており、不足している人は、ありのままの自分を「ダメ」と信じているのです。

もちろん「あなたはありのままの自分のことを大丈夫だと言いきれますか?」と聞かれたら、自信を持って「はい」と答えられる人は少ないでしょう。

しかし、自己肯定感の高い人は、そうはいっても「まあ、なんとかなる」と心のどこかで信じているのです。

そのため、「本当の自分を知られたら嫌われてしまうかも」といった不安も抱えていませんし、恋人や特定の人に対して、過度に執着することもありません。

一方、自己肯定感が不足した人は、どんなに素晴らしい才能や成功体験があったとしても、「どうせ私なんて」と心のどこかで信じています。

そのため、外見や才能を人から褒められたとしても素直に喜ぶことができませんし、中には「みんな、自分の外見ばかり褒め、内面はまったく見てくれない」と感じてしまう人もいるのです。

そして、ありのままの自分を「ダメ」と信じているために、他人からの注目や称賛を集めることで、なんとかして自分の心を満たそうとするのです。

「インスタ映え」といった言葉がありますが、人は自己肯定感が不足していると、SNSに依存したり、自分の価値を高めてくれそうな相手ばかりを求めてしまうのです。

もう一度ナオミさんの話に戻りましょう。 

ナオミさんは自分のことを「二重人格かもしれない」と話していましたが、問題の本質は自己肯定感の不足にありました。

素の自分・ありのままの自分に対して「私は私のままで大丈夫」と思えない結果、ナオミさんの中には「すべて相手に合わせることで嫌われないようにする私」と「自分の価値や自信を下げる相手を許さない私」とが同居していたのです。

一見正反対に見える彼女の行動も、「自己肯定感の不足」といった視点から眺めると、容易に理解することができるのです。

場面に応じて整理してみましょう。

職場
◦言いたいことを我慢して、上司や同僚の都合に合わせてしまう
◦自分の意見や提案を否定されると、強い怒りを覚えてしまう

友人関係
◦食べるものでも行きたい場所でも、相手の希望に合わせて楽しそうにする
◦自分に相談してきた相手がアドバイスに従わないと不機嫌になる

恋愛
◦パートナーから望まない要求をされたとしても、決して「いや」と断れない
◦相手が思いどおりにならないと、すべてがどうでもよくなってしまう

こうした矛盾した行動に覚えがある方は自己肯定感が不足している可能性があります。

他人に「NO」と言えないことも、他者に強い怒りをぶつけてしまうことも、そのどちらもが、自己肯定感が不足しているがゆえの症状と言えるのです。

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