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いい子をやめれば幸せになれる 第9話(STEP1)

2018年06月10日 · コメント(0) · 人生, 仕事, 恋愛, 成功哲学

自分よりも相手を優先してしまう

カルテ 1 ナオミさん(28歳 女性 証券会社勤務)

ナオミさんは大学卒業後、証券会社に就職して6年目です。

上品な服装できちんと髪を整えたナオミさんは、このように切り出しました。

「夜、寝ようと思ってベッドに入ると、仕事で失敗したことや職場の人間関係のことをあれこれ考えてしまってなかなか眠れません。うつ病ではないでしょうか」

ナオミさんの表情はたしかにすぐれませんが、その整った身なりやしっかりした声の調子から、うつ病の患者さんとは少し違う気がしました。

詳しく話を聞いてみると、どうやらナオミさんが本当に悩んでいることは仕事の失敗や職場の人間関係そのものではなさそうなのです。

しかし、ナオミさん自身も自分の本当の悩みに気がついていない様子です。

そこで私は、ナオミさんが人間関係でいちばん疲れるのはどんなときかと尋ねてみました。

するとナオミさんはしばらく考えてから、「こんなことは誰にでもあるのかもしれませんが」と前置きしたあとで、「職場ではもちろん、友人や家族にも、自分の本音を言うことができません」と言うと、一気に話し始めました。

上司から仕事を頼まれると、本当は断りたいのに笑顔で引き受けてしまうこと。

同僚や友人から愚痴や自慢話を聞かされると、内心はうんざりしているのに興味があるふりをしてしまい、その結果、いつも聞き役にされてしまうこと。

女子会や合コンでは、内心「この話のどこが面白いの?」と退屈していても、楽しいふりをしてしまうこと。

恋人から頼まれると、借金や性的に望まないことであっても、決して「いや」と言えないこと。

結局ナオミさんは、いつでも本心を隠して相手の望む行動をとり続けてしまう自分に疲れ果てていたのです。

ナオミさんの悩みをまとめるとこうなります。

□ 人から頼まれると、嫌なことであっても断れない
□ 楽しくない場面でも楽しいふりをしてしまう
□ 好きな相手には自分を犠牲にしてでも尽くしてしまう

ナオミさんと同じように「頑張り屋さん」であるあなたの中にも、「自分よりも相手を優先してしまう自分」がいたりはしないでしょうか。

身も心も疲れ果てるまで頑張ってしまったり、そんな状況であってもまだ自分の努力不足を責めてしまったりしたことはないでしょうか。

なぜ、あなたはそこまでして自分より他人を優先してしまうのでしょうか。

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