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オトコの取説[6]「占い」に学ぶ反則な「ホメ・テクニック」VOL.2

2018年05月29日 · コメント(0) · 恋愛

人は誰もが「まだまだ自分には隠れた魅力や才能があるはずだ」と、心のどこかで必ず感じています。
そして占いの魅力とは、まだ知りえない自分の魅力や可能性を「予見」という形で教えて貰えるところにあるのです。

では『占いの現場』では、実際どのようにして相手の心を掴んでいくのか。前回説明した通り、絶対に「占い」でしてはいけないことは「相手がすでに自覚している内容」を告げることでした。

●マッチョな人に向かって、あなたは運動が好きですね
●ルックスがいい人に向かって、あなたは異性からモテますね

繰り返しますが「占い」で大切なのは、あくまでまだ本人が知り得ない自身の魅力や可能性を伝えることです。しょせん見た目からの想像で言っただけのことを、あたかも「占った」かのごとく相手に告げたとしても、そんなことはすでに当人は自覚しています。結果、言われた側は『なんかこの占いはつまらないな』としらけてしまうのです。

言葉に信憑性を出し、相手の印象に残るようにするために
一流の占い師はどのようにしているのか? ルックスのいい人に対して、彼らはこのように切り込むのです。
「あなたは外見にコンプレックスを抱えていますね」

そんなバカな! と思う人もいるかもしれませんが紛れもない事実です。そしてこれが非常に大切なテクニックなのです。明らかに「見た目と逆」を言い切る。するとどういう反応が起こるのか。相手は驚き戸惑いながらも
「え、ええ。鼻がもう少し……」
「は、はい。歯並びが……」
「あ、もう少し小顔だったら……」
などと不満を口にしはじめるのです。

ではなぜ、このように切り込むことが有効なのでしょうか?
外見がいいと『自覚』している人ほど、自身の外見にこだわりがあるからです。綺麗な人が、より美しくなるために美容整形をうけるのも、同様の理由かもしれません。

つまり、外見のコンプレックスなんてものは多かれ少なかれ「誰にだってある」ということなのです。しかし、ルックスがいい人はいつだってその外見を人から褒められてばかりです。

そこでプロは、見た目と逆を言い切ることで、相手の心を「見抜いたふり」をするのです。人は、どんなに自分の自信がある分野においても 「もう少し○○が××だったら」と必ず考えています。だから、そこを突くのです。

もし私が占い師という職業で、そこに理系の大学教授がみてもらいに来たならば「あなたはご自身の、論理的な思考パターンに不安を抱えているようですね」と、切り込んでいくでしょう。

見た目から当てにいくのが『ダメ占い』。逆を言いきるのが『一流の占い』。
両者の違いはここにあるのです。もちろん言い切った後、相手から否定される場合もあるでしょう。そんな時のリカバーは前回の[占いに学ぶ反則なホメ・テクニックVOL.1]の中で例にあげた「チワワ好きの話」を参考にしていただけると嬉しいです。

もちろん、このリカバーを習得するのは難しいと思います。しかし、この「見た目と逆を言うテクニック」をホメや恋愛に活用するのは意外にも簡単なのです。まだまだ話はつきませんが、この続きはまた次回!

(本文は「オトナモテラボ」で掲載されていたものを期間限定で再掲しています。毎週月曜日更新予定です)

※ 6/16日(土曜日)、著者が「性依存症」について学会発表をします。
http://jssm.or.jp/10thmeeting/

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