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「無駄使い」の本質

2014年12月24日 · コメント(0) · お金

「無駄使いするなよ」

子供に向かって、このようにお金を渡す親がいます。

お年玉の時期が迫っている年末の今日この頃ですが、今日はこの「無駄使い」について考えてみたいと思います。

経済学の視点で考えると、お金の使い道は、

・消費

・投資

・浪費

の三種類に分類されます。

消費とは、一言で言うなら「必需品を買うため」にお金を使う行為です。主に衣食住に使うお金がこれにあたります。

投資とは、「見返り」を期待するためにお金を使う行為です。株式投資や不動産投資、また自己投資なんて言葉もあります。

そして最後の浪費とは、まさしく今日のテーマでもある、いわゆる「無駄使い」のことを指しています。

これらを踏まえて、「無駄使い」について掘り下げてみたいと思います。

まず初めに、これは言うまでもないことなのですが、子供であろうと大人であろうと、

世の中には、お金を無駄使いしようとしてする人は一人もいないのです。

「今日は無駄使いをしてやるぞー」と、お金をばら撒く人でさえ、それによって爽快感を覚えたり、または何かしらの見返りを期待しています。

つまり、大人から「無駄使いするなよ」と言われた子供の答えはいつだって、「そんなの分かってるよ」となるのです。

そして、次に、

何にお金を使おうとも、本人次第でそれは浪費にも投資にもなりえるのです。

たとえば、巷ではギャンブルは浪費と認識されています。

しかし、パチンコをして負けこんだ後に、

やはり賭ける側では儲からない。これからは胴元に回ろう

もし、こんなことに気がつき行動に移せれば、それは立派な自己投資になります。

一杯2000円のラーメンを食べてみて、「ああ、美味しかった」でおしまいにしたならば、それは消費と浪費の中間といえるでしょう。

しかし、「一杯2000円もするラーメンの売り方」から何かを学び、それを自身の仕事に生かせれば、それはまさしく投資です。

またはそれをネタにして、好きな異性とデートをできたなら、それもまた立派な投資といえるはずです。

また反対の例をあげるなら、「自己投資が大切」と言いながら高額なセミナーなどにお金を使う人は、

セミナーに投資した額以上のリターンを手にできていなければ、それは投資ではなく浪費となるのです。

「無駄使いするなよ」

子供に向かって、このようにお金を渡す親の気持ちは痛いほど分かります。

しかし、無駄使いになるかとうかは「何を買ったかではなく、買った後に何に気がつけたか」で決まるのです。

「お金は浪費ではなく、投資になるように使え」

これこそが、子供に教えなければならない「お金の使い方の本質」なのでは

と、僕は考えているのです。

プラセボのレシピ:250話

 

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