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三日坊主の正体

2011年10月13日 · コメント(2) · タイムマネジメント

「三日坊主を治したい」

といった相談をよく受ける。

こういった悩みを抱える人は「新しい物事」を始めるにあたり

「最も大切な事」を知らないケースが多い。

それは「時間の有限性」に関する事である。

一日の長さは、常に変わらないわけであるから

「何かを始める」と決意した時は「何かをやめる」といった決意も一緒にしなければ、必ずどこかに無理が生じてくる。

今までの習慣を何も変えずして、24時間の枠内に「新たな習慣」を割り込ませる事は、不可能なのである。

これが「三日坊主の正体」と言えよう。

では「何をやめる」と考えるべきなのであろうか。

それは、人生の目的を

「自身の人生における幸福量の最大化」

と定義する事で、答えは自ずと見えてくるのである。

「いかにして短期的な快楽を避け、長期的な快楽に目を向けられるか」

「継続力」とは、真のゴールを見据えることより、生まれてくるのである。

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コメント(2)

  • きたざわ

    毎回、先生のコメントの的確さには、目から鱗です!!
    何かを「やめる」って、これまた結構な勇気だったりするもんですか?

    短絡的な快感を得てしまいがちです。

  • yuking

    コメント、ありがとうございます。
    おっしゃる通り「やめる」事に勇気は必要と言えます。
    でも、「試しにやめてみる」
    これなら勇気は不要かもしれません。まずは「試しに」これが大切です。