プラセボのレシピ

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禁煙レシピ①

2011年09月30日 · コメント(0) · 禁煙

「禁煙」は難しい。

タバコは

体に悪い、お金がかかる、世間体が悪い

喫煙者にとって、そんな事など「百も承知」なのだが

なかなかやめられないのである。

私も20代の頃はタバコをたくさん吸っていたので、その「美味しさ」も「禁煙の難しさ」も心得ているつもりである。

当時、あまりに何度も「禁煙」に失敗してしまう為に

「禁煙に失敗しても恥ずかしくない方法」まで発明していた。

その上で、今日は「禁煙の話」をしてみたい。

(私は、タバコを止めたくても止められない人を応援したいだけであって「止めるべきだ」とは全く思っていない。尊敬する養老孟司先生も大の愛煙家である)

なぜ、やめられないのか。

私の中では「答え」が出ている。

それは、

喫煙を続けることで被る「リスク」と考えている事が、実は意識下においてリスクでない、と感じているからである。

今からこの事について解説をしていく。

多くの禁煙挑戦者は、その理由に

「健康」「お金」「世間体」

をあげる事が多い。

しかし、ここに禁煙が上手くいかない原因があるのだ。

健康に関して

人は、どんなに「タバコは体に悪い」といった知識を得ても、そもそも「健康のありがたみ」など、失ってみないと誰にも分からないのである。

多くの病気に接する医者であっても、自分が体調を崩さない限り、健康の価値を意識する事はない。

二日酔の度に、「もう深酒はしない」と誓う「酒好き」がいい例である。

お金に関して

「タバコ代がもったいない」と感じてはいるが、「タバコ代が捻出できる」から今、吸えているのであろう。

お金は、また稼げばいいし、「この為にお金を稼いでいる」といった思考も頭をよぎる。さらに、健康と違い、失った後に「取り返す」事もできるのである。

(20才から、1日20本、60年間吸うと約1000万円。夫婦で2000万円は、私的には「なし」なのだが・・・)

世間体に関して

「世間の風当たり」など、タバコを吸う瞬間だけ、かわすか、避ければいいだけの話である。

風が吹いている場所では、そもそも、タバコに火をつける事もできないのである。

つまり

失わないと意識できない「健康」や

失っても「痛いのだがそこまで痛くないお金」は

意識下において、全く「リスク」として機能しないのである。

「リスク」と感じられなければ、うまくいくはずが無い。

もし禁煙を成功させたいのであれば

明確にイメージする事ができ、かつ取り返すことができない「何か」を喫煙継続の「リスク」として認識する必要があるのだ。

先の話で言うならば

もし、ある日同時に、自分以外の職場の喫煙者全員が「肺がん」になってしまったら、喫煙のリスクを強烈にイメージできるであろう。

「お金」であっても、1箱「1万円」であったならば「取り返せない」為に、強い禁煙の「引き金」となるのである。

この両方の設定が満たされたならば「禁煙できない人」は絶対にいないのである。

「リスク」と感じられなければ、うまくいくはずが無い。

当然であろう。

禁煙を成功させるには、この「リスク設定」を

個々人に合わせて適切に行う必要があるのだ。

「そんなリスクなど、有るのか」

と言う声が聞こえてきそうだが

もちろん有る。だから、私はやめられたのだ。

ポイントは

「リスク」として認識する事。

そう、認識なのだ。

事実がどうこう、という問題では無い。もちろん、他者からの理解も不要である。

自分の認識がそこに有ればよいのだ。

明確にイメージする事ができ、かつ取り返すことができない「何か」を喫煙継続の「リスク」として認識する。

具体的には

自身にとって、「失うと取り返せないほど大切なもの」と「喫煙」をからめ、そのからみを「確信」に落とし込むのである。

少し話が長くなったようである。

この「禁煙レシピ」

また機会を設けて書いていく。

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