プラセボのレシピ

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ここの売り場から出ました。

2011年09月05日 · コメント(0) · お金

宝くじシーズンになると「一等がよく出る売り場」なる所には、それらを買い求める多くの人で行列ができる。

確かに、宣伝文句を見ると過去に何本も「大当たり」が出ているではないか。

一等だけではない。二等、三等、と多くの「当たり」が出ているのである。

しかし、そういった売り場は必ず大きなターミナルの駅(都内で言うと、池袋、新宿、有楽町など)にあり、つまりは多くの人が大量のくじを購入している場所にすぎないのである。

多くの人が購入している為、それに比例して多くの「当たり」が出ているだけの事である。

こういった説明をしても

「それでも大当たりが出る(入っている)場所で買いたい」

「理屈も有るだろうが私は運を大切にする」

という人があまりにも多くて驚かされる。

もし、当選番号が売り出し前に決まっていたならば、私もそのくじ売り場に並ぶかもしれない。(もしその事実を私だけが知っていたならば、だが)

しかし「くじ」が売り出された後に「当選番号の抽選会」は開催されるわけであるから、やはり「当たり」がよく出る売り場は有っても、買い手にとって当選しやすい売り場は存在しないのである。

別の例をあげよう。

「日本製のエアコンは数千台に一台は不良品が出る」と言われている。小さな不良から大きなものまで様々であろうが、価格と製造効率を考慮すると、これは仕方がないようだ。(メーカはこれを無料保証で対応している。)

その不良品なるエアコンを最も多く顧客に販売してしまう店舗はどこであろうか。

当然、日本一エアコンの販売数が多い優良店舗であろう。「商品の品質」は販売店の問題では無いわけで有るから、価格や接客サービスに努力すればするほど、商品は売れるが、結果として不良品を売る確率も上がってしまう。

これは購入者の視点から見れば、「はずれが一番出る店」という事だ。

しかし販売台数の多い優良店舗で買うと、「はずれ」が多いらしいよ、と言おうものなら、直ちに上記の理屈で誰もが反論するであろう。

「はずれが一番多い」といった理由で優良店舗に行かない事を勧めようものなら、私は「頭がおかしい」と間違いなく非難されるのである。

ちなみに、そういった優良店舗は都内では「池袋、新宿、有楽町」あたりに存在する。

そういった街では多くの人が、

左手には「電気店の包み」をそして右手には「ゆめ」を抱えて「宝くじ売り場」に並んでいるのである。

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