プラセボのレシピ

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑩

2020年01月29日 · 依存症

否認について

否認についても話をしたいのですが、依存症の方は往々にして家族やサポートする方から

「この人はすぐに嘘をつく」「二度と信じない」

などと言われてしまいます。

しかし。本当に当の本人は「自分は嘘をついている」という自覚はないのです。

ただし「自分は依存している」という事実を自覚することができないため、再犯や再使用する理由を捏造してしまうのです。

たとえばタバコを例にあげるなら、喫煙者は吸う理由を尋ねられると

「ストレスが多いから」「仕事が大変で」

などと答える方は多いでしょう。

しかし、そんな彼らが「仲間との飲み会」や「ハワイ旅行の最中」でタバコを吸わないのかと言うと、そんなことはないわけです。

結局、彼らが喫煙する理由は「タバコを吸うとドーパミンが出るから」であり、あとは「ニコチンなどの離脱症状」なのです。

喫煙者はタバコに含まれる化学物質の血中濃度が低下すると「不安」や「緊張」という離脱症状が出現するため、

「タバコを吸いたい」

といった渇望が生まれるのです。

しかし、喫煙者はその事実を自覚できないため、吸う理由を尋ねられたなら

「ストレスで」「仕事の区切りで」「習慣なので」

などと考え答えてしまうのです。

また、吸う理由について「タバコが美味しいから」と答える方もいますが、これも否認です。

なぜかというと、…

(次回へ続く)

プラセボのレシピ:第394話

東京都豊島区にある心療内科・精神科
ライフサポートクリニック https://life-support-clinic.com/
(有楽町・副都心線 千川駅 徒歩0分)

当院は、カウンセリング治療を大切にするメンタルクリニックです。
うつ病や不安障害に加えて、復職支援や依存症、発達障害の治療を受けることも可能です。

https://life-support-clinic.com/

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑨

2020年01月28日 · 依存症

(前回の耐性の話の続きです)

患者さんの話によると、覚せい剤なども、初めは友人や知り合いから何気なく貰うケースが多いようです。

そして試しに使ってみたところ、なんだか気分がハッピーになる。

「気持ちがリフレッシュした」「やる気が沸いてきた」

と話される方もいます。

しかし、使っていくうちに、前回お伝えした「耐性」という特性により効果が落ちてくる。

貰う量では足らなくなるため、やがて自分で買うようになり、使用量が増えていくのです。

また、女性だと「簡単にやせるよ」と言われて始めてしまうケースが多いようです。

確かに、覚せい剤をやると痩せるのです。

なぜなら、覚せい剤の強い刺激でドーパミン出していると、食事をしてもドーパミンが出なくなるからです。

しかし、異性との交流や仕事の場面でもドーパミンが出にくくなるため、

異性への興味や仕事への情熱も失われ、ついには薬物ばかりを求める生活になってしまうわけです。

仕事も「薬物を手に入れるために働く」ようになり、ついには自身が薬物の召使いになってしまうのです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第393話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑧

2020年01月27日 · 依存症

物質依存症行為依存症

依存症は、おおまかに「物質」と「行為」の2種類に分けられます。

(「人間関係依存」については割愛します。)

本稿では、まずは物質依存症について説明し、そこから行為依存症である痴漢の理解へと繋げていきます。

世の中には、覚せい剤などの違法薬物やアルコール、タバコやカフェインなど、様々な依存性のある物質が存在します。

そして、これらを摂取すると人の脳内ではドーパミンという物質が分泌され、「快」と呼ばれる極めてポジティブな感情が生み出されるのです。

誤解されやすいのですが、「覚せい剤を打つから気持ちいい」のではなく、「覚せい剤を打つと脳内でドーパミンが分泌されるため」人は快楽を覚えるのです。

もちろん、アルコールやカフェイン、タバコでもこの仕組みは同様です。

本来、ドーパミンは「どのようなとき」に分泌されるのかというと、1つ目は「美味しいものを食べたとき」です。

私たちは、美味しいお寿司や焼き肉などを食べるとハッピーな気持ちになりますよね。

そして2つ目は「性に関連する行動」です。好きな人と性的な接触をすると誰もが幸せな気分になります。

そして3つ目が「業務の完了」です。「仕事を終わった」「マラソンで完走した」「大掃除が終了した」、こうした際にも脳内ではドーパミンが分泌されるため、私たちは清々しい感情が得られるのです。

そもそも、人を含めた全生物は「脳内でドーパミンを出すために」生きているといっても過言ではありません。

ですから、もしドーパミンを上手に放出させ続けられる装置などが開発されたなら、人生はそれで「あがり」です。

しかし、幸か不幸か、そう簡単にそうした装置は作れません。

なぜなら、ドーパミンには「耐性」という特性があるからです。

これは、「ドーパミンの出が悪くなる」といったイメージなのですが、例えば、美味しいお寿司を食べたその翌日に「同じお寿司」を食べたなら、皆さんはどう感じるでしょうか。

残念ながら初日の様な感動は得られませんよね。

これがドーパミンの「耐性」であり、「飽きる」という感情も、こうしたドーパミンの耐性によるのです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第392話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑦

2020年01月25日 · 依存症

否認について

否認とは「本心に対する誤解」と表現できるのですが、たとえば痴漢をした方に「やってしまった理由」を尋ねると

「ムラムラしたら」

「セックスレスだったから」

「自分の性欲は強いので」

などと話す方は少なくありません。

しかし、そうした際に

「ムラムラしたからと言いましたが、あなたは常に痴漢する相手の顔を確認してから痴漢してきたのですか」

と尋ねると、誰もが「常にではありません」と答えます。

そこで、

「では、あなたにとって、性的興奮と女性のルックスとは関係が薄いのですね」

と聞くと、誰もが「いいえ」と答えるのです。

つまり依存症の方は、自分の行動の理由を誤解しており、これが「否認」と呼ばれる症状なのです。

否認は痴漢に限らず、ありとあらゆる依存症で見られる症状です。

そして、この「否認」という概念を患者さんが理解することなしに、依存症の治療を行うことはできないのです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第391話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑥

2020年01月22日 · 依存症

「動機づけ面接」の次は「疾患についての正確な知識と理解」です。

これは、依存症という病気が

・なぜ〇〇という症状が出て、××という経過をたどるのか

・回復していく方は、どのような考え方や行動をしているのか

・再発や再犯はどういったパターンで起きるのか

といった知識を、治療者が自身の臨床経験から伝えていきます。

私は依存症という病気をよく「海水」に例えるのですが、海で遊んでいる際に、「喉が渇いたから」といって海水を飲む方はまずいません。

なぜでしょう。

それは「塩辛い海水を飲んだなら、ますます喉が渇いてしまう」という事実を、私たちが知っているからです。

依存症という病気もまさしくこれと同様に、やればやるほど「もっと過激に」「もっと頻回に」と渇望度が増してしまう疾患であり、こうした知識を患者さんが得ることが、治療では欠かせないのです。

また、理解については「否認」という言葉がキーワードになります。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第390話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ⑤

2020年01月21日 · 依存症

入院後、患者さんに訪れる「二つのパターン」とは何か。

一つ目は、「入院をすると患者さんの飲酒欲求は消失する」という現象によって引き起こされます。

患者さんは自分の置かれた状況が「飲めない」と確信したならば、「飲みたい」という渇望が消失するのです。

(お酒が好きな方の多くが、平日は夜まで「飲みたい」という感情が出ないのに、休日は昼間から飲みたくなる心理も同様です)


すると、何が起きるのか。

患者さんは、「もう、お酒は飲みたいと思わないので退院させて欲しい」となり、強制入院したにも関わらず、治療を拒否してしまうのです。

また、仮に治療を拒否をしなかったとしても、病態が安定し入院中の外出や外泊の許可が降りると、

院外の「お酒が飲める」環境に置かれるやいなや、患者さんはコンビニの駐車場で酔いつぶれたり、病棟にお酒を持ち込んだりしてしまい、

「治す気がない方は診られません」と、今度は強制退院させられてしまうのです。

結局、どちらのパターンにせよ、主治医ともぶつかり病院にいられなくなり、お見舞いに来たご家族からも見放されてしまうのです。


これは、本当に怖い話です。

なぜなら患者さんは、依存症の症状のために強制入院となり、依存症の症状により強制退院させられてしまうからです。

そして、これは作り話でもなんでもなく、アルコール依存症の方に往々にして起こる未来なのです。


このような実例をあげながら治療へ導くのが、動機づけ面接です。

痴漢や盗撮を続けてきた患者さんに対しても、こうした「依存症の方に必ず起こる未来」をリアリティーを持って伝えることで、治療へと導くのです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第389話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ④

2020年01月20日 · 依存症

では、依存症治療における3本の柱についてご紹介したところで、一つ目の精神療法の説明に入りたいと思います。

依存症治療の精神療法は「動機づけ面接」から始まります。

なぜ、依存症の治療は難しいのでしょうか。

それは患者さんが「治りたい・もうやめたい」と考えている一方で、「やめたくない・せめてもう一度だけ」という気持ちもたっぷり抱えているからです。

そして、こうした患者さんを治療へ導くには、治療者が「人間の行動原理」を理解していることが欠かせないのです。

人間の行動原理、すなわち行動の動機は極めてシンプルで、「痛みを回避し、快楽へ進む」と表現できます。これは人間だけに限らず、猫でも昆虫でも同じです。

叩いたり驚かしたりすれば逃げますし、餌や異性を見つけたならそちらへ寄っていくわけです。

そして依存症とは、特定の物質や行動に対し、脳が後天的に「快楽」と認知してしまう疾患であるため、行動原理上、依存症を抱えた方が対象をあらがうことは不可能なのです。

しかし、依存症という疾患は進行すると必ず逮捕や解雇といった社会的な痛みを引き起こします。

つまり「依存症を治療しなければ、あなたは必ず不幸になる」といった事実を、リアリティーをもって患者さんに伝えることができたなら、今度は「痛みの回避」という行動原理に沿って患者さんの行動を変えることができるのです。

「あなたは依存症という病気であり、この病気は○○の形で始まり、××な形で進行し、△△という結果が必ず待っている」

といった具合です。

具体的には、アルコール依存症では病気が進行していく過程で「身体依存」と呼ばれる離脱症状が必ず出現します。

アルコールの血中濃度が低下すると、「汗がとめどもなく出てくる」「手が震えて字が書けない」「ハンドルも握れない」といった症状が出てしまうのです。

すると患者さんは、お酒が切れるといつだって飲酒せざる得なくなってしまうのです。

しかし、こうしたことを繰り返していると、職場で「酒臭い」などと噂されるようになり、ミスや欠勤も増えるため休職せざる得なくなります。

つまり、アルコール依存症では身体依存が出たら最後、患者さんは専門の治療をに受けなければ、「休職からの解雇」という未来が待っているのです。

そして、その後はと言うと「なんとかなる」ということは起きず、仕事が無くなり暇も増えるため、飲酒量はますます増加しまうのです。

お酒を朝から飲んで仕事を探そうともしなければ、家族との喧嘩は絶えません。

最後は、お酒が切れると暴れたり幻覚まで出現したりするようになり、とうとう精神科病院へ強制入院させられてしまうのです。

こうして、ようやく本人が医療に繋がることで家族は一安心となるのですが、残念ながらまだまだ試練は続くのです。

なぜなら入院すると、患者さんにはお決まりの「二つのパターン」が待ち構えているからです。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第388話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ③

2020年01月18日 · 依存症

「行為依存症」の二つ目の治療の柱は行動療法です。

これは簡単に言うと「問題行動できない仕組みを事前に作る」という治療法です。

例えば、ギャンブル依存症であれば、現金が手元に無ければ、患者さんは賭けられないわけです。

そこで家族の協力を借りて、本人に必要以外のお金を一切持たせないようにするのです。

そして、借金もできないように免許証や保険証も家族に預かって貰います。

これは、本人はもちろん家族にとってもストレスです。

しかし、自らこうした管理を課すことで、なんとか再発を食い止められている方は、私の患者さんにたくさんいるのです。

では、これを痴漢に当てはめるとどうなるかと言うと、最も重視されるのは「満員電車に乗らない」ということなのです。

そして三つ目の柱は心理療法です。

これは、ドーパミンやセロトニンといった科学的な知見からは説明ができない、いわゆる「心」について学んでいくプログラムです。

「痴漢行為と自尊心や自己肯定感について」「性犯罪と選民意識やストレスについて」こうしたテーマについて患者さんとディスカッションを行いながら理解を深めていきます。

(次回に続く)

プラセボのレシピ:第387話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ②

2020年01月17日 · 依存症

なぜ彼らは自分でも「認知のゆがみ」を自覚しながらも再犯をしてしまうのか。

ここで私たち治療者は、患者さんの「世の中には触られたい女性もいる」という認知が「本当にゆがんでいるのか」について、もっと考えなければならないのです。

私の外来には「先生は知らないと思うけど、本当に触ってほしい女性っているんだよね」「触った後、電車で降りる際に相手からウィンクされたことがある」なんて話をする患者さんもいます。

それらは作り話かもしれません。

しかし、SMなんかの世界では、ムチで叩かれたり、ロウソクを垂らされたりして喜ぶ方もいるわけですから、触られたい人がいてもおかしくはないと思います。

もちろん、ここで私は「だから触ってもいい」と言いたいのではありません。

そうではなく「治療者は痴漢が止まらない人に対して『触られたがる人がいる』とういった認知や発言を変えようとしたところで再犯予防に繋がらない」「彼らが痴漢行為を繰り返してしまうのは、認知のゆがみではなく行為依存症と呼ばれる病気だから」

といったことを本ブログを読まれることで多くの方に理解して欲しいのです。(次回へ続く)

プラセボのレシピ:第386話

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ほぼ日更新 「性依存症」教育講演 ①

2020年01月16日 · 依存症

私は、性やギャンブルなどに代表される「行為依存症」という疾患の治療を、三つの柱を元に行っています。

一つ目は、精神療法です。

これは精神医学に基づいたカウンセリングであり、患者さんに「依存症についての科学的な知識」を伝えることを目的としています。

巷のカウンセリングでは、患者さんの生い立ちや幼少体験などを掘り下げることで、苦しみや葛藤の原因を探っていきますが、依存症、とりわけ痴漢などの性依存症では、これをよしとしません。

なぜなら、後ほど詳しく述べますが、「痴漢」「盗撮」「露出」「覗き」などの性依存症の原因と、患者さんの生い立ちとはほとんど関係が無いからです。

また、カウンセリングの世界では往々にして「認知のゆがみ」を修正することで治療をしていくのですが、性依存症でこの技法を用いても、なかなか上手くいきません。

例えば、痴漢を繰り返してきた方にその理由を尋ねると「世の中には触られることで喜ぶ女性もいる」「ちょっとくらいなら触ってもばれないと思う」などとを話される方は少なくありません。

彼らは逮捕をされると、刑務所の職員やカウンセラーから「あなたの認知は間違っている」「そんな女性はどこにもいない」といった教育的な治療を受けるのです。

すると、患者さん自身も「そうか、自分は認知がゆがんでいたために痴漢をしていたのか」と施設の中で納得されるわけです。

しかし、彼らがそれで再犯をしないのかといったらそんなことはなく「出所後も再犯してしまった」なんて方が、それこそ毎週のように私の外来を訪れるのです。

なぜ彼らは自分でも「認知のゆがみ」を自覚しながらも再犯をしてしまうのか。(次回に続きます)

プラセボのレシピ:第385話

東京都豊島区にある心療内科・精神科
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当院は、カウンセリング治療に重きをおいたメンタルクリニックです。
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