プラセボのレシピ

プラセボのレシピ header image 2

武道の達人に習う、コミュニケーションの達人術

2019年01月09日 · コメント(0) · 人生

「コミュ力とは、結局どういったものなのでしょうか」

先日、こんな質問を受ける機会がありました。

そこで本日は、コミュ二ケーションの本質について考えてみたいと思います。

話は代わりますが、私は長らく極真空手という武道にたずさわっており、

これまで、何人もの達人と呼ばれる方と触れ合う機会ありました。

彼らの最も特筆すべき点を一つ挙げるとするならば、

それは「彼らは誰とでも組み手ができる」ということなのです。

中学生や小学生、はたまた女性や高齢者であっても、相手を怪我させることなく、お互いの技術が向上する機会を作れるのです。

こうした話は「百聞は一見にしかず」であるため、なかなか言語化しにくいののですが、

これは、単なる手加減とは全く次元の異なる話なのです。

彼らは、相手の動きを丁寧に観察した上で、

相手と同じレベルで攻撃を繰り出し、
(スピードや威力、フォームなど)

相手と同じレベルで防御するのです。
(打たれ弱さや、間合い操作など)

そう、達人はいつだって自身のチャンネルを相手とチューニングすることができるのです。

そして、こうした彼らの価値観や態度から、私達はコミュニケーションの本質について学ぶことができるのです。

何が言いたいのかと言うと、他者との円滑なコミュニケーションを取るためには、

対象者の知識や経験、知的レベルを観察し、自身のチャンネルを相手にチューニングすることが欠かせないのです。

「知識ある者は、常に理解されるよう努力する責任がある」

これはピーター・ドラッカーの言葉ですが、この言葉もまた同じことを指し示しています。

「相手の理解が悪くて困る」と悩まれている方は少なくありません。

しかし、そうした方に必要なことは、

まずは相手を丁寧に観察し、相手の高さまで階段を下りてあげる配慮だと言えるのです。

プラセボのレシピ:第357話

参考文献:仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどうすれば身につくのか 安達裕哉 著

タグ :

コメント(0)

コメントはまだありません。

コメントする

コメントを投稿するには、ログインする必要があります。