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億男は幸せになれるのか?

2018年10月10日 · コメント(0) · 依存症

先日、とある借金を抱えた方から

「もし宝くじが当たったなら、自分は幸せになれるでしょうか」

といった質問を受けました。

今日は、そんな「誰もが一度は夢見る宝くじ」について考えてみたいと思います。

では、想像しながら読んで欲しいのですが、

いつも自分の部屋を散らかしてしまう男性がいたとして、それを見かねた友人が代わりに部屋を片付けたなら、その後、部屋はどうなるでしょうか。

もちろん、しばらくは整理された状態が続くでしょう。しかし、いつか必ず元の状態へと戻ってしまうのです。

なぜなら、彼の部屋の状態は、彼の持つ「整理や整頓に対する価値観」の表れであり、彼がその価値観を持ち続けている限り、いくら他の人が片づけたところで問題の解決には至らないからです。

では、この話を宝くじに当てはめたならどうなるでしょうか。

言わずもがなですが、お金は使えば無くなってしまいます。

つまり、他の誰かが部屋を片したところで、何度でも部屋は散らかるように、

仮に宝くじで大金を得られたとしても、本人の「収支バランスに対する価値観」が変わらない限り、いつか必ず借金を抱えた状態へと戻ってしまうのです。

では、そんな価値観を変えるためにはどうすればよいのか。

残念ながら、私にもその方法は分かりません。

しかし、話を掃除に戻してみると、他人が部屋の片づけをしている限り、当人が「問題を作り出す価値観」に目を向ける機会は永遠にそがれたままとなるのです。

つまり、宝くじが人に幸せを運ぶか否かを論じるその前に、もし借金をした状態で宝くじが当たろうものなら、それこそ、当人が抱えている「問題を引き起こしている価値観」に、ますます目を向けられなくなるだけだと思うのです。

プラセボのレシピ:第349話

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