プラセボのレシピ

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アディクションの反対語はコネクション

2018年09月14日 · コメント(0) · 依存症

東京スポーツさんに、寄稿をしました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180913-00000051-tospoweb-ent

 

(記事に関して補足です)

薬物やアルコール関連で著名人が逮捕されすると、とたんに対象者へ人格攻撃を始める人がいます。

でも、ちょっと考えてみてほしいのです。
そもそも私達は「覚せい剤を打たない」ことや「飲酒運転をしない」ことに対して、我慢をしているのでしょうか ?

「法を犯すな」、もちろんそこに反論の余地はありません。なぜなら日本は法治国家だからです。

しかし、では覚せい剤が合法だったなら、私達は覚せい剤を使うのでしょうか ?

シンナーでもコカインでも、大切にしている家族や友人、仕事などがある人は、「使え」と命令されても断りますし、それを「誘惑」とも思わないのです。

飲酒運転に関しても同様です。これだけ罰則規定が強化された社会においては、飲酒後に「乗るメリット」よりも、「乗るデメリット」の方がはるかに大きいわけですから、冷静に物事を判断できる人であれば、「したい」とは微塵も思わないのです。

もちろん、だからといって事件を起こした当事者を擁護したいわけではありません。繰り返しになりますが、法治国家において「罪は罪」だからです。

しかし、彼らが罪を犯した背景にあるものは、汚れた人格でも利己的な性格でもなく、「依存症という病気の症状」なのです。

そして、その上で
「依存症という恐ろしい病気ににならないために違法薬物には手を出さない」
「毎日飲酒をすることで、アルコール依存性という病気になってしまう人が一定数いる」
ということを知って頂きたいのです。

プラセボのレシピ:第342話

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