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HIV感染症と、アルコール依存症の話

2016年12月02日 · コメント(0) · 人生, 健康

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)によってもたらされるエイズという病気がある。

なぜ、エイズは怖いのか。それは、人間の免疫システムを不全化してしまうからである。

エイズが発症すると、エイズで死ぬのではない。地球上の、ありとあらゆる細菌やウイルスなどに感染することによって命を落とすのである。

では、アルコール依存症はどうであろうか。

多くの人が「アルコールは肝機能を障害することが問題である」と認識している。

しかし、実際にはアルコールによって肝臓にダメージが蓄積すると体はお酒を受け付けなくなり、多くのケースで飲酒は止まる。

つまり、アルコール依存症はアルコールによる肝機能障害が問題の本質ではない。

お酒に長時間入り浸ることによって、睡眠時間、家族との交流時間、職業上必要な勉強時間、これらの時間が日々削られ、人間の社会的なストレスに対する免疫システム(健全な睡眠、良好な家族関係、安定した職業スキル)が徐々に不全化されることが問題なのである。

そして、それにより飲酒行動はさらなる加速をみせ、ついには死を迎えてしまうのである。

プラセボのレシピ:第315話

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