プラセボのレシピ

プラセボのレシピ header image 2

先週のブックレビュー

2011年09月25日 · コメント(0) · ブックレビュー

先週読んだ本の中から、特にお勧めの一冊を紹介します。

「夜と霧」   V.E.フランクル著 

 

ユダヤ人精神科医がみずからのナチス強制収容所体験をつづったこの書籍。

著者はあの悪名高き「アウシュビッツ」に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。

家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生還であった。

冒頭の

「私はためらわず言うことができる。いい人は帰ってこなかった、と。」

この一言に、ただならぬ世界観を感じずにはいられない。

人間の極限状態における心理を精神科医が自らの体験を顧みながら洞察している。

壮絶な拷問が繰り返される、地獄の日々において

ついに収容所の仲間は、著者に対して

「生きていることにもう何も期待がもてない」

と告げる。

その時の著者の回答が凄まじい。凄まじすぎるのだ。

その時受けた衝撃を

私は上手く言語化する事ができない。

この本を読み終えた今、私は人生において「いかなる困難」にも立ち向かえる。

読むだけで変われる数少ない書籍であり、全ての方に読んで頂きたいと思う。

夜と霧 新版
ヴィクトール・E…

  新品 ¥1,575

タグ :

コメント(0)

コメントを受け付けておりません。