平安時代の美人とは
「私、平安時代だったらモテモテだったのに」
なんて話す女性と、私はこれまで何人も会ったことがあります。
そうした際、私はいつも反応に困ってしまうのですが、歴史の教科書などを見る限り、当時は「おかめ顔」が美人の象徴だったようです。
これと似た話としては、昔のオランダでは「足の小さな女性が美人」という理由で、木靴を子供の頃から無理やり履かされたり、
また、どこぞの島では今でも「太っている女性こそが美人」という文化が残っていて、
その島の女性はとにかく必死で食べまくるそうです。(力士しかりプロレスラーしかり、減量より増量の方が遥かに過酷です)
おそらく、これらは全て、当時の権力者やカリスマ的な男性が
・おかめ顔
・足が小さい
・巨漢
こうした女性を「美人」と呼び、連れ添うことにステータス性を示したのでは、というのが私の持論です。
現代の美容整形の代表である、二重や豊胸手術、脂肪吸引やホワイトニングなども、
数世紀後には、木型の靴を履かされた少女と同じような存在となる可能性があるのです。
モテの極意とは何か
つまり、見る目の無い男を落とすには、「みんなが付き合いたい」と言われる女を目指せばいいのです。
「そんなの当たり前だろう」「それができないから困っている」などと思わるかもしれませんが、待ってください。
再三、書いてきた通り「男は見る目がない」のです。
つまり、(見る目がない)男に、「いい女」と思わせるのは「見た目ではない」ということです。
これまで書いてきた、典型的な「モテない女性」の像を思い返してください。
彼女達の戦略で誤っている点は多々ありましたが、最大の過ちは「ターゲット以外の男性からの評価を意識していない」というところにあるのです。
職場しかり学校しかり、モテたければ、本命以外の男性からも「いい子」とか「かわいい」と言われることが欠かせないのです。
「だから、それが難しいんだよ」と、またまた言われてしまいそうですが、私だって言いたいです。
「だから、男は見る目がないんだって」と。
次回もまた、この続きを書いてみたいと思います。